Sweet Lover
「真朝」
静寂を引き裂くような鋭い声。
私は驚いて入り口に目をやった。でも、多分ここに居る人全員、そっちを見たと思う。
薄暗い店内でも、ぱっと目を引くルックス。
女性客が息を呑むのが確かに聞こえた。
響哉さんは大股に私に近づくと、きょとんとしている私をおもむろにその腕に抱き寄せた。
びっくりして、心拍数急上昇。
絶対に、皆こっち見てるってっ!!
……なのに。
響哉さんは遠慮なく私の額にキスをした。
キュン、と。
心臓が高鳴る。
静寂を引き裂くような鋭い声。
私は驚いて入り口に目をやった。でも、多分ここに居る人全員、そっちを見たと思う。
薄暗い店内でも、ぱっと目を引くルックス。
女性客が息を呑むのが確かに聞こえた。
響哉さんは大股に私に近づくと、きょとんとしている私をおもむろにその腕に抱き寄せた。
びっくりして、心拍数急上昇。
絶対に、皆こっち見てるってっ!!
……なのに。
響哉さんは遠慮なく私の額にキスをした。
キュン、と。
心臓が高鳴る。