LOVE SICK
コーヒーチケットを渡せば「いつもありがとうございます」と、可愛い女子大生だと思われる毎朝いるバイトの女の子が爽やかに挨拶してくれるのも気持ちいい。
ここ最近では、彼女が一番に私に朝の挨拶をしてくれる人だ。
店内はいつも、朝に相応しい柔らかいシロフォンやフルートの音で奏でられる少しアップテンポのカフェミュージックがかかっている。
この心地よい音が徐々に私の身体を目覚めさせてくれる。
ブレンドコーヒーを受け取りトレイに載せると、カウンターからフレッシュと灰皿を一つずつ取った。
煙草を吸うことは、会社の人には話した事はない。
別に隠しているわけではないけれど仕事中に喫煙はしないし、キャラでも無いから多分誰も気がついてはいないだろう。
煙草を、吸う様になったのは本当に最近。
三ヶ月程前から。
始めは喉か痛くなるしむせるし、愛煙家の気持ちはまったく分からなかった筈なのに……学生時代付き合っていた恋人の影響で一時的に好奇心で吸っていた事があったからか、案外すんなりと癖になってしまった。
ダメだな。と、少しは思ってる。
喫煙者への風当たりが厳しくなった昨今に吸い始めた私は友人たちからバカにされつつ、「女の人が吸うもんじゃないよ」と少し窘められたりもしていた。
ここ最近では、彼女が一番に私に朝の挨拶をしてくれる人だ。
店内はいつも、朝に相応しい柔らかいシロフォンやフルートの音で奏でられる少しアップテンポのカフェミュージックがかかっている。
この心地よい音が徐々に私の身体を目覚めさせてくれる。
ブレンドコーヒーを受け取りトレイに載せると、カウンターからフレッシュと灰皿を一つずつ取った。
煙草を吸うことは、会社の人には話した事はない。
別に隠しているわけではないけれど仕事中に喫煙はしないし、キャラでも無いから多分誰も気がついてはいないだろう。
煙草を、吸う様になったのは本当に最近。
三ヶ月程前から。
始めは喉か痛くなるしむせるし、愛煙家の気持ちはまったく分からなかった筈なのに……学生時代付き合っていた恋人の影響で一時的に好奇心で吸っていた事があったからか、案外すんなりと癖になってしまった。
ダメだな。と、少しは思ってる。
喫煙者への風当たりが厳しくなった昨今に吸い始めた私は友人たちからバカにされつつ、「女の人が吸うもんじゃないよ」と少し窘められたりもしていた。