君との恋の可能性
「なんだあれ。」



ふと目に入ったのはふらふらしてる女だった。


…多分エリー…桃凪学園の女の制服だろう。


でも、桃凪学園のエリート野郎が馬鹿みたいにふらふらするわけねえよな…?



いや、そのもしやだったりするなら…仲間だ…なぜかそんな勘が頭をよぎった。


気付いた時にはいつの間にか足が動いてた。女の方に向かって…


「ねえ…」


とっさに話しかけていた。変な奴だと思われていないだろうか?


「はっ、はい⁉︎」


…なんでこんな驚かれてるんだ?不審者だとでも思われてるのか?


…やめてくれ。ただの仲間だ。
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