君との恋の可能性
「違うよ…俺が迷子なんかするわけないに決まってんじゃん。」



これ大丈夫だよな?なんか自分大好きなやつだと思われてないよな?


むしろ間抜けな仲間が欲しくてとっさに話しかけて戸惑いが半端ない自分が嫌いだ。


女はめちゃくちゃ不思議がってる顔をしてた。


…最悪だ。なんか誤解してるぜきっと。


「はぁ…やっぱりあんた迷子だったんだね、まあ迷子になりそうな顔してるしね…俺迷子になるような間抜けな顔に見える?見えないよね…?道知ってるしさ、うろちょろしてる迷子の人を放っとくわけにはいかないから、連れてってやるよ。」


めっちゃ、言い訳にしかなってねえよな。恥ずかしすぎるだろ。


調子に乗りすぎました。すいません。


迷子になるような間抜けな顔に見える?って言ったことすごく後悔してる。
ぜったい心ん中で「間抜けな顔してると思うけど。」みたいなこと考えてるんだろうな。
< 15 / 37 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop