折れたピアスはあたしたちみたいで。
告白







「俺、笹山サンのこと好き...付き合ってくださいっっ」







まさかの憧れの先輩からの告白。







「よ、よろしくお願いします...」







なんとなく憧れだったからOKした告白。







喋るうちに、好きになるのに時間はそれほどかからなかった。







その時は、お互い両想いだった。





稲妻のピアスをもらった。








「このピアス...おそろい...?」









お揃いの色違い。












もう今は、壊れてる...

















折れ曲がったピンクの稲妻のピアスは、あたしたちみたいだったーーーーーーー...















「別れよう」












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