WiSΗ
月曜日。
中尾くんは
あたしが学校に
来ないなら
きません。
なんて言ってたのに
来てたから
爆笑。
あたしは
苦笑い。
正直気持ち悪い。
すごくニコニコしてる。
真面目に
疲れる…
「助けてー。」
漏れてしまった言葉。
「でた。梶山の独り言!」
「うざ!」
田原がこっちを指差しながら
みてくる。
「独り言じゃないし!」
「じゃあ誰に?」
「…。」
返す言葉が見つからない。
「お前さぁ最近死にそうな顔してるー」
「死にそうなって…」
あたしって
死にそうなの?
「昨日夜なに食べたか言える?」
…
あたし
何食べた?
「やっぱり死ぬんじゃね?」
…
あたし…
もしかして…
記憶喪失とか?
「あっ。」
思い出した。
「なに食べた?」
「何も食べたくなかったから」
「食べたくなかったから?」
「食べなかった。」
…。
なんでしらけるの!?
「お前絶対すぐ死ぬわっ。」
あたし本当に…
疲れちゃった