WiSΗ
「お前どうだった?」
「まぁまぁ。」
「何位?」
「3位と一応1位。」
学校に
来るなり
質問してきた。
嬉しかったけど
鈴村は
鞄を机へ投げた。
「なんで1位じゃなかったん?」
「えっ?」
予想外のこたえ。
みんなとは
違う。
鈴村の声をかきけすように
チャイムがなった。
それと同時に
先生がきた。
美優、何したん?
斜め後ろの
席の子が聞いてきた。
分かんない。
そう応えると
後で話ある。
って言われた。
なんだか
怖かった。
あたしのことなのに
なんで怒られなきゃいけないの?
鈴村には
関係ないじゃん。
意味分かんない。
バカも
ほどほどにしてよ…