WiSΗ

「うそだー!」

「本当に!」

あたしは
信じられなかった。

ずっと好きだったのに
急に変わって。

あたしが
もしも
達弥くんと
同じ学校なら
それ以上嬉しいことなんてない。

だって
達弥くんのこと
見とけれるし
もしかしたら
話だってできるかもしれない。

あたしの知らない達弥くんが
見れるかもしれないから。

達弥くんが
どんなことしたって
嫌いになんかならないと思う。

よっぽどじゃない限りは
思い続けるとおもう。

かなわなくなって
わかってても…

本気で
好きになった気持ちは
そんな簡単に消えないから…
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