地味子の正体は…

美男美女が歩いている…
それだけで注目をあつめるのには
十分な要素なのだが
もうひとつ二人には秘密がある
後々わかるよ……


「なんで桜は
そんなに周りを毛嫌いする」

「自分でもわからないわ」

「そうか……
俺のことも……嫌いか?」
奏は、とても悲しそうにいった


だから
「奏のことは……す……す…すき……よ」

と言ったが言葉にするとなかなか
恥ずかしいではないか

「俺は愛してる」
輝くような笑顔でいわれて少し恥ずかしいが私も嬉しくなる

しばらく街を歩いていたら
「た…助けて!」

急に声が聞こえた

奏と声のしたほうへ走ると
暴走族の大群が一人の女の子を囲んでいた



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