ヤンキー君に惚れられました。
タイトル未編集
あの人の存在

『瑠璃芭ー?遅刻するわよー?』

お母さんの声で目が覚めた。
いい天気~。空が青くて。
太陽がキラキラ輝いてる。
今日は良い入学式になりそう・・・・・


『あーーーーーー!!!!!!!!!!!!!』

 ドタッ!ドタッ!ガチャン!
  
 階段を勢いよく降りながら洗面所へ直行ー!

 『んだよぉ。朝からうるせぇなぁ。』

『お兄ちゃん、そこどいて!!』


寝起きで自分の部屋から出てきた兄を突飛ばし、
  真新しい制服に着替えた。

 チェックのスカートに紺色のブレザー。
 とても可愛い制服に身を包み玄関へ
 もうダッシュ!

 『いってきまーす!』

家から学校までダッシュで20分。
その間にちょっと自己紹介♪
私は 神埼 瑠璃芭(かんざき るりは)
実は大の男嫌い。
と言うより人見知り?

私がこれから通う学校は
桜花高等学校。
ちょっと有名?かな

そろそろ教室に・・・

『るーーーちゃーーん!!!!』

出た・・・。
この子は 倉木 唖夢(くらき あゆ)
内気で天然なとても可愛い子!


瑠璃『あーゆー♪ごめんね?
もうちょっと早くこればよかった。』

唖夢の人嫌いはハンパじゃない・・・
この学校で仲良くできるのも
私だけだろう。

唖夢の過去は私と同じぐらい
残酷。
それに唖夢はずっと耐えてきた。

私は唖夢を支えてきた。
その分唖夢が私を支えてくれた。

唖『来ないかと思った~。泣』

泣かしちゃった・・・笑
すぐ泣く子なの。

ピーンポーンパーンポーン
「入学式が始まります。体育館へお集まり下さい」


瑠璃『ほら。ハンカチ貸してあげるから涙拭いて?』

唖『うん。ありがとう。』

泣き止んだ唖夢を見て安心した
私は体育館へ向かった。

ドカッ!

いったぁー。
瑠璃『すみませ「!?」』

男!
瑠璃『失礼します。唖夢、行くよ。』

唖『あ。うん。・・・・・るーちゃん、大丈夫?』

大丈夫じゃないに決まってる・・・
だけど。

瑠璃『ん?大丈夫だよ!さぁ!入学式!』

唖『そっか。ならいいんだけど・・・』

~唖夢~

体育館へ向かっている途中
私達は5人組の男の子と
ぶつかった。

茶髪やみんな違った色の髪を
していた。正直凄く怖い。
るーちゃんは・・・

男の子ってわかった途端に
殺気を出してる。

瑠『失礼します。唖夢、行くよ。』

唖『あ。うん。・・・・・るーちゃん、大丈夫?』

るーちゃんの事だから大丈夫だって言いそう。

瑠璃『ん?大丈夫だよ!さぁ!入学式!』

ほら。また強がってる。
るーちゃん。



~瑠唯~

今日から新入生が来る
俺らはどんなやつが来るのか
見に来た。俺らって言うの
千龍のこと。


千龍は世界NO.1の暴走族だ。
その総長が俺。新藤 瑠唯(しんどう るい)

副総長  神楽坂 葵(かぐらざか あおい)
大親友。いつもテンション高くてうるさいやつ。2年

幹部   五十嵐 潤(いがらし じゅん)
一番うるさいやつ。特定の女はつくらない。2年

幹部   林 龍哉(はやし りゅうや)
見た目の可愛さで二番目に人気。1年
龍士の双子の兄


幹部   林 龍士(はやし りゅうじ)
クール系。女嫌い。龍哉の双子の弟。1年





しばらく歩いていると二人組の女はにぶつかった。
女は謝ろうと俺を見た瞬間怖がりながら
殺気を出した。

こんな殺気、普通じゃだせねーぞ?

瑠璃『失礼します。』

ただ一言だけ残してあいつは去っていった。
気になる。

『潤。あの二人調べてくれ。』

あんな殺気。
俺らを知らないやつら。


潤『リョーカイ。』

~瑠唯  END~
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