初恋prime
学校も終わり下校しようと下駄箱まで行き……。

ふっと思い出した。

ピタッ

安奈「ん?綾音どうしたの?」

綾音「やばい。明日の数学ってノート提出   だよね?」

安奈「うん、そうだよー?
   ノート忘れたとか?」

綾音「教室に忘れたかも……。
   取ってくる!」

安奈「あたしも行こーか?」

綾音「良いよ!大丈夫!あたし一人で戻る   よ。安奈、先に帰っててー」

安奈「良いの?じゃあ、先いってるね」

綾音「追い付くようにするから!」

安奈「オッケー、じゃあまたあとで」

綾音「うんっ!じゃーねー」

安奈「バイバーイ!」

タッタッタッ

ガラッ。

綾音「えーっと……。ノート…ノート…。」

綾音「あった!」

ガタンッ!

本棚の近くでなにか物音がした。

綾音(えっ…?何?なんなの?)

?「いったぁ~……」

綾音「あっ…。」

?「あっ!えっと!笹山さん。
  こんにちわ」
< 4 / 13 >

この作品をシェア

pagetop