地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めてあげるんです☆





「ミミ~!!」




すんげぇ喜ぶゾンビ。




訴えてるのはこれのことだったのか。




解決だな。




そう思い、さっさと氷山くんのドラックストアに行こうとすると…




名刺を出すゾンビ。




「えっと…『損尾山 卓三』…?」



頷くゾンビ。




「え?何?損尾山って呼べって?」




頷くゾンビ。



…ったくわがままな。




「わかった、わかった損尾山。私、忙しいのでさよなら!」




「ミミ~!!」




なんか訴えてる。
とりあえず、なんか気に入らんみたいだ。




「ったく、なんだよ。私は忙しいんだぞ!」




必死でぼろぼろの手で顔の左側を指さすゾンビ…




「はぁ…。」




全く。めんどくさいことに巻き込まれた。



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