地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めてあげるんです☆
「絵里、アイス…2本目だぞ?いいのか?」
「だって、あのゾンビうるさいんだもん。『あ”~』って。」
「ソレ、ゾンビ用のアイスか?」
「ま~ね。」
宇崎にお礼を言い、店を出ようとすると、
損尾山が小学生3人に絡まれてるのが見えた。
低学年くらいだろうか?
手にはいろいろと武器を持っている。
ボーズ頭の少年Aはバット。
長髪の少年Bはゴルフクラブ。
短パンの少年Cは丸めた新聞紙だった。
「あ”~~~~!!」
「さっきは油断したがもう負けないぞ!!」
「今からゾンビ退治してやる!!」
「あ”~~~~!!」
戦隊ごっこだろう。外は盛り上がってる。
小学生と遊んでやるだなんて
損尾山もいいとこあるじゃないか。