地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めてあげるんです☆
「べ~!?」
「べ~!?」
「ナンベェ~!?」
「シルコ、ナンベェ~!?」
もうご老体だというのに、
飛び跳ねるくらい心より喜んでくれて、
見ているこっちも気持ちがよい。
カパ吉さんは、とても元気になった。
「べぇ~!?」
眉間にかなりしわが寄っているが。
「岡さ~ん」
おっと、受付の方から呼び出しだ。
薬をもらって帰ろう。
「べ~!」
何だろう。カパ吉さんが私を呼ぶ。
「べ!」
お礼?だろうか。
「カパ吉さん、お大事に。」
そう言って私は受付に向かった。