地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めてあげるんです☆
―翌日の放課後-


「猫を飼ってもらおうと思うのだが…。」



と私が言うと



「へ~?」



宇崎が興味なさげに返事した。



私は自分のスクールバックのチャックを開き、
昨日拾った猫を取り出し見せた。



「みゃ~」



猫は元気良く返事する。



「お前、ソイツどこに持ってたの?」



「カバンにしまって大切にしてた。」



そう言って私のスクールバックを見せた。



「オマエハ、アクマカ」


かわいそうにキミも被害者なのか。
と、言いながら宇崎はかわいそうな目で猫を見る。


宇崎の天パは相変わらずのもさもさだ。
今日は天気が悪いからちょっとしなっている。



「飼わないか?」



「俺が?猫嫌いなんだよなぁ。」



などとぶつぶつ言いながら、
猫を遠ざけようとする宇崎。
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