地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めてあげるんです☆
放課後、言われたとおり私は
旧校舎の入り口の扉を開け宇崎を待っていた。
肩にかけていたスクールバックを入り口の前に置き、
宇崎が来ないかと本館の方を眺めながら校舎の窓の数を数えていると
気が付けばカウントは70を超えた。いつまで経っても宇崎は来ない。
明日はこっそりおかずをいただかなくては割に合わない。
旧校舎は本館とかなり離れているためかひっそりとしていて、見た目からも肌寒い。
日が沈んでしまっていたためか気温がどんどん下がり、
ジャージのズボンをはいているのにも関わらず足元からくる寒気を強く感じていた。
「宇崎来ないなぁ…」
天パめ。
いったいどこに行ってるんだ。
そこへ、ごうごうと冷たい風が吹く。
「寒い。」
だいぶ待ったと感じた私は、トイレをしてから帰ることにした。
それから、
トイレから戻ってくると入り口の前にカバンが2つ置いてあった。
一つは確実に私のもののはず。
もう一つはどこか見覚えがある汚い黒いカバン。
若干、ごみ箱って書いてあるように見えなくもない。
「これ私のスクールバックかな?」
見慣れたカバンでも、自分のものでないような気がして
カバンを開け中身を確認した。
何と言うことだ。
片手でつかみ取りができるくらい猫の毛が入っている。
「・・・これ、私ので間違いないな。」
そういえば、昨日少し毛を取ったけど掃除するのを忘れてた。
旧校舎の入り口の扉を開け宇崎を待っていた。
肩にかけていたスクールバックを入り口の前に置き、
宇崎が来ないかと本館の方を眺めながら校舎の窓の数を数えていると
気が付けばカウントは70を超えた。いつまで経っても宇崎は来ない。
明日はこっそりおかずをいただかなくては割に合わない。
旧校舎は本館とかなり離れているためかひっそりとしていて、見た目からも肌寒い。
日が沈んでしまっていたためか気温がどんどん下がり、
ジャージのズボンをはいているのにも関わらず足元からくる寒気を強く感じていた。
「宇崎来ないなぁ…」
天パめ。
いったいどこに行ってるんだ。
そこへ、ごうごうと冷たい風が吹く。
「寒い。」
だいぶ待ったと感じた私は、トイレをしてから帰ることにした。
それから、
トイレから戻ってくると入り口の前にカバンが2つ置いてあった。
一つは確実に私のもののはず。
もう一つはどこか見覚えがある汚い黒いカバン。
若干、ごみ箱って書いてあるように見えなくもない。
「これ私のスクールバックかな?」
見慣れたカバンでも、自分のものでないような気がして
カバンを開け中身を確認した。
何と言うことだ。
片手でつかみ取りができるくらい猫の毛が入っている。
「・・・これ、私ので間違いないな。」
そういえば、昨日少し毛を取ったけど掃除するのを忘れてた。