地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めてあげるんです☆
歩いて5分のところに目指す精肉会社はあった。



「ここかな?」



入り口には就職説明会は3階ですって書いてある。



「鹿男、就職活動でもしてるのか?それとも講師かな?」



宇崎がワクワクしながら見てる。



「就職活動だよ。」



と、私は答えた。




「なんでそんなことがわかるんだ?」




「鹿は、リクルートスーツ着てたからね。」




と、宇崎の質問にさらっと答えた。




「普通に入っていいのかなぁ?」




と、あたりをきょろきょろとあたりを見回す宇崎。




「いいんじゃない?これ渡したら帰るんだし。」



と、私はハンカチをプラプラさせながら宇崎に言った。




「じゃあ、鹿男を探しますかね。」



「はいはい。」
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