地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めてあげるんです☆
ハンカチにはボロボロの紙切れが挟まっていた。
~トコちゃんへ~
アナタが志賀尾家に生まれて早22年。
なかなか就職先の決まらない…
…中略…
アナタを一番大切に思っています
志賀尾トー子(ママ)より。
と、書かれた手紙を見つけた。
何度も読み返したのかボロボロになっている手紙。
娘を思うお母さんからの手紙だった。
「そんなものを見つけたら、悪いことしたかなって思ってね。」
他人が見たらいけないものってのはわかっているつもりだった。
「ふ~ん?鹿男内定取れてないのか。」
「宇崎、話聞いてた?あの人メスだよ。」
「なんだって!?俺はてっきり・・・。」
「しかも、今日は内定者の説明会だから鹿女さんはこれから頑張る社会人になるわけ」
それにしても、今日はいいことした。
「頑張ってほしいなぁ~」
さて、これで気持ちよく帰れる。
ん?
そういえば、私はなんか忘れているような…。
~トコちゃんへ~
アナタが志賀尾家に生まれて早22年。
なかなか就職先の決まらない…
…中略…
アナタを一番大切に思っています
志賀尾トー子(ママ)より。
と、書かれた手紙を見つけた。
何度も読み返したのかボロボロになっている手紙。
娘を思うお母さんからの手紙だった。
「そんなものを見つけたら、悪いことしたかなって思ってね。」
他人が見たらいけないものってのはわかっているつもりだった。
「ふ~ん?鹿男内定取れてないのか。」
「宇崎、話聞いてた?あの人メスだよ。」
「なんだって!?俺はてっきり・・・。」
「しかも、今日は内定者の説明会だから鹿女さんはこれから頑張る社会人になるわけ」
それにしても、今日はいいことした。
「頑張ってほしいなぁ~」
さて、これで気持ちよく帰れる。
ん?
そういえば、私はなんか忘れているような…。