地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めてあげるんです☆
「だってそうだろう?宇崎はいなくなるんだよ。」
私のこれからの生活が変わるんだ。
そう思うと涙が止まらない。
「いやいや。学校には来るから。」
「はっ?」
私は、もしかして大いなる勘違いをしているのかもしれない。
「え?」
宇崎があほ声を出す。
「宇崎、どっちについてくの?」
「あぁ、母さんだけど…?」
ってことは、
私はこれまで通り弁当をつまめるわけだ。
「なんだ。これまで通りなのか。早く言えよ。」
宇崎は何も言わなかった。
「いや、俺はお前がそんなになくとは思わなかったからさ。」
というと鼻をこすっている宇崎。
なんか、気持ち悪い。
「私はてっきり、弁当が逃げていったかと…」
「オイ。」