地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めてあげるんです☆
こうして、ダイオードのやつは無事に
私が書いた適当な住所のフランスへと旅立って行った。



ふと、時計を見てみると学校にまだ間に合う時間。



「急ぐか…」




私は空を眺めながら思いっきり自転車をこいだ。



目の前に広がる空を見ながら



私は今見送った友達の宇宙人のことを考える。



今頃は無事故郷へ向けて出発できただろうか…。



いつかまた、出会うのだろうか。


あの青色の鼻水を垂らした宇宙人に。



それにしても、いいことしたな~



今日の私は気分がいい。



右手をポケットに手を入れると差額の21,076円がずっしりと手に伝わる。



これならば気持ちよく授業に打ち込めそうな気がする。



…あれ?



そういえば



ダイオードの星ってどれだっけ???
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