地底人、拾っちゃいました☆だから私は彼を地下に埋めてあげるんです☆

「そろそろ疲れたな…。」



と、思った私はこれまでの成果を近くのテントにまで持って行った。



「いらっしゃ～い、鉄くずはこっちだヨ～」



鉄くずの担当をしているのは日本語のおぼつかない40代くらいの頭がつるつるしたふくよかなオッチャンだった。



おそらく中国人だろうか。短パン、タンクトップがまぶしい。



なんでも、近所でくず鉄屋をしているらしい。



いつも同じタンクトップを着ているためか着ている服は少し黄ばんでいた。



くず鉄係のオッチャンのモットーは素早く買い取ります！だ。



「あいや～。今日はたくさん拾ってくれたネ？」



そう言われ、私は手に持っていた金属ゴミをどさっと机の上に置いた。