愛してると囁いて【短編】
Sでモテモテな俺!
「実原先輩!す、好きです!!私の想いを受け取って下さい!!」
2月の半ば、まだまだ寒空が広がるこの日に俺は裏庭へ呼び出された。
後輩だと思われる小柄の女の子が、顔を真っ赤に染めて可愛くラッピングされた物を俺に突き付けている。
う〜ん…このこは渡し方がイマイチだな。
これじゃ、「はじめまして!○○と申します!!」と名刺を渡してるみたいだ。
俺は女の子の気持ちは大事にする。
だって可愛いし。
一生懸命俺にチョコを渡すとことか、控えめに俺を見る眼差しとか。
その子が俺にチョコを作る姿を思い浮かべてみろ!!
天に舞い上がる気分になるから!!!
ようするに、俺は
…女たらしだ。
2月の半ば、まだまだ寒空が広がるこの日に俺は裏庭へ呼び出された。
後輩だと思われる小柄の女の子が、顔を真っ赤に染めて可愛くラッピングされた物を俺に突き付けている。
う〜ん…このこは渡し方がイマイチだな。
これじゃ、「はじめまして!○○と申します!!」と名刺を渡してるみたいだ。
俺は女の子の気持ちは大事にする。
だって可愛いし。
一生懸命俺にチョコを渡すとことか、控えめに俺を見る眼差しとか。
その子が俺にチョコを作る姿を思い浮かべてみろ!!
天に舞い上がる気分になるから!!!
ようするに、俺は
…女たらしだ。