月猫ー闇に輝く少女ー
「そのソファーは、姫しか座れないんだよ!」

『へー。
 どうでもいい。
 それより、清龍の名簿見せて。』

「ボクの名前呼んだらね」

『春樹。名簿。』

「はいどうぞ♪」

パラパラパラパラパラパラパラパラパラ

『返す。』

「もう、覚えたのか?」

『ん。』

驚きの表情でこっちを見てくるんだけど。

「君って頭いいのか悪いのかよく
 わからないね。清龍って300くら   いいるのに。」

『普通。見たら、覚える。』

「「「「「……………!?¨」」」」」
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