月猫ー闇に輝く少女ー
「それならいいんだけどよ!
 てゆうか、姫、バイクいじれる
 のか」

『たぶん。一回、設計図見たから。』

僕はそういって、部品をつけた。
今のバイクより音がでるように。
ここをこうして。はめて。回して。

『できた。』

「すげー!!綺麗にできてる。」

「姫、本当にバイクいじんの
 はじめてか?」

『はじめて。けど、バイク持ってる』

「後で見せてッス!」

『ん。』
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