月猫ー闇に輝く少女ー
「月ちゃん、僕たちパトロール行ってくるね♪」

犬さんじゃなくて春樹が僕に言った。
敬語君と俺様総長と一緒か。

『ん。気をつけて。』

三人は出ていった。

「あれ?その猫何処かで見た気がするんすけど?
 気のせいッスかね?」

パトロールの時、一緒だったからね

『気のせい。黒猫いっぱいいる。』

「そうッスよね!」

「……………女。ちょっときてくれ」

『ん。わかった。』

無口君に呼ばれたので、僕は、下っぱ君達に別れを告げ、幹部室に行った
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