月猫ー闇に輝く少女ー

暴力が続くある日、近所に住む人によって通報された母親。

そいつは言った。

「お前がいなければっっ。
 生きる価値もないお前何かがっ」

その時、俺は10歳だった。
俺はそのあと、養護施設に連れてかれ、今の皆口財閥に養子として、入ったんだ。

けど、皆口財閥は会社を継いでくれる人がほしかっただけかもしれない。不安なんだ。
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