月猫ー闇に輝く少女ー
そして、三人は僕たちを見て、目を見開いた。

「あの、棗がなついてる!!
 月ちゃんすごすぎ!」

「玲也と手を繋いでいるなんて
 すごいですね」

「おい、どこに行くんだ?」

『散歩。行ってくる。』

「おい、待て   バタン

僕は無視して出ていった。

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