月猫ー闇に輝く少女ー
コンコン

「どうぞ。」

ガチャ

中に入ると玲也の父母がいた

「失礼します。
 今日は、玲也様とこれからの世界
 進出に向けた契約についてのお話
 がしたいと思い参りました。
 お時間よろしいでしょうか?」

「構わないよ。
 あと、言葉を崩しておくれ。」

「わかった。」

淡々と玲也の父と話す月は別人に見えた。月ってホントに何者!?
玲也も苦笑してるし。

「契約は後でお願いできるかしら?
 電話で言ってた玲也のことを先にお  願い。
 あと、口調もいつも通りでお願    い。」

いつも通りってどういうこと?

「わかった。
 単刀直入に聞くよ。
 玲也のことをどう思ってる?」

ホントに単刀直入だな。
ま、そうゆうところもいいけどね。

       棗side end
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