月猫ー闇に輝く少女ー
in翡翠の車

「ねー、月!どうゆうこと!」

僕は肩を棗につかまれて、財閥のことを聞かれてる。

『翡翠、どうすればいい?』

「自分でどうにかしろ!」

「月~、一つだけ聞いていいか~?」

『ん。』

「あの受付の人、どうしてスパイってわかったんだ?」

ハッキングしたって言えない。

『……………勘。』

「「…………。」」

(勘で当てられる?)

(月って不思議だな~)

「……………………着いたぞ、月。」

『ん。はい、これ。
 お父さんに渡しといて。』

僕は契約書を渡した。

『あと、 H&Lの新作ウォッチ。 』

僕は鞄に入っていた時計を出した

「サンキュー。
 これ、しかも、限定ものか?」

『世界に一個しかない。
 僕、手作りだから。』

「 マジか。さすが月。」

『ありがと。バイバイ』

「おぅ。」

玲也と棗、放心状態。

『おいてくよ?』

「待ってよ!」

こんな感じで一日が終わった。
< 134 / 158 >

この作品をシェア

pagetop