月猫ー闇に輝く少女ー

拉致



………………………………

『んー。よくねた。』

夢?僕、屋上で寝てたよね?

何で、僕、白いベッドで寝てるんだ?
ここどこ?

ガチャ

誰?

「起きたでー!!」

うん、関西弁君と命名しよ。

「やっと、起きたか。」

「おはよう。」

『ここどこ?』

「炎龍の倉庫。」

炎龍?確か全国No2だったはず。

『君たち誰?』

「炎龍の幹部やっっっ」ドヤッッ

『へー。』

やっぱりね。

「反応薄いね、月ちゃんは。」

あ、
そういえば、僕、一応、清龍の姫だった。

『帰る。』

ガシッ

僕は腕をつかまれた

「帰すわけないだろ?
 ゲームしようか?」

そして、ドアの鍵が閉まる音が聞こえた……………………………
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