月猫ー闇に輝く少女ー
『秘密。』

「教えろ」

『無理。』

「君、教えてくれない?」

『やだ』

「教えてください。」

しつこすぎる。

『ハッカーなら自分で調べて』

「っわかりました。
 絶対調べてみせます。」

敬語君、笑顔こわい。

『じゃあ、戻る』

「ねー、待ってよ!!」

僕はドアの前で振り返った

『僕に関わるな。』

そして、屋上から消えた。
< 24 / 158 >

この作品をシェア

pagetop