月猫ー闇に輝く少女ー
清龍side

俺たちは、朝、会った地味子を調べていた

カチャカチャ
キーボードの音が響く

「終わったか?」

「………何も出てきません
 名前と性別しか………」

「そんなことあるんだ!櫂十が
 調べられないなんてっ」

「ホント珍しいね~」

「本人に聞きにいくか」

「ッチ。女やだ。」

「行きますよね?」

「……………」

教室にいなかったから屋上にとりあえずいってみた

すると歌が聞こえた
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