月猫ー闇に輝く少女ー
「やったーーー!
 月と同じ高校だっ♪」

『そこって、不良校。
 ま、いっか。
 いつから?』

「もちろん。今日から」

『だと思った
 制服。』

「はい、これよ!」

お母さんから制服貰ったのはいいけど
何で黒髪で行かないと行けないの?

『何で変装?』

「月猫ってばれちゃうからよ♪」

『ん。着替えてくる』

数分後………

『着替えた』

「かわいーな。さすが俺の娘!!」

スルーしとこ。

「お袋。これじゃ、いみねーと思う」

「そうね」

『別にばれない。
 これじゃ、駄目?』

「だって、月ちゃんがそのままで
 行ったら狼に襲われちゃうもの。」

『………?
 学校に狼なんかいない。』

「おい、翔、潤。
 鈍感お姫様のことをよろしくな」

「「あぁ」」

『誰の事言ってるの?』

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