月猫ー闇に輝く少女ー
『僕が闇をてらす。
 月光が淡く輝くように……………』

「あぁ”、上等じゃねーか
 このくそ女」

『うるさい。』

バコッ
気うしなっちゃった。
弱い。

『かかっておいで。』

「「「「「うおお”ぉ”」」」」」

声出さないと闘えないの?

バコッ
ドカッ
バキッ

あ、骨折れた。
ゴメン。

五分後、みんな倒した。
弱すぎ。

「あの、助けてくれて
 ありがとっす」

『…………別に』

「お名前聞いてもいいっすか?
 俺、迅っっす」

『…………………』

ビューー
なにこの風。強い。
頭、スースーする
?何で。
あ、フードとれたのか。
え、嘘。とれちゃった。

「//////その容姿、月猫さんっす    か?」

『コクン。顔赤い。大丈夫?』

「/////////大丈夫っす
 まじっすか。初めて会いました
 っす。
 俺ら清龍の憧れに」

清龍の下っぱだったんだ。
けど、下っぱでも、強い方だと思う。
でも、何で憧れ?
こんな僕に

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