月猫ー闇に輝く少女ー
「月猫さんは、無駄な喧嘩をしない   で、光を照らしてくれるから
 清龍もそれを目指してるっす。
 だから、清き心を持って龍の如く
 前に立ち光を与えるって意味で
 清龍って名前なんっす」

そうだったんだ。

『へー。』

「反応薄いっすね。」

『ん。僕帰るから。
 あとこれ。』

「絆創膏っすか?」

『ん。顔酷い。貼って。
 じゃあ、バイバイ』

そして、僕は るー と一緒に
屋根にとびうつり姿を消した。

「ホントに猫みたいっすね」

そのあと、るー のご飯をかって帰った。

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