月猫ー闇に輝く少女ー
「お前はなるのか?」

そんなの決まってる。

『ならない。』

「清龍はいいところだぞ。
 温かい仲間がいる。」

確かに温かそうに見える仲間がいる。
けど、見えるだけ。

『清龍、闇持ってる。』

「月がならないなら強行手段に
 入ると思うぞ」

『ん。気を付けとく。
 で、眠い。』

「そうだったな。そこのベット使って  いーぞ」

理事長室にベットあるんだ

寝よ。

僕がまぶたを閉じかけたとき

『おやすm「ちょっと待ったー」

うるさいな。

『何。』

「忘れるところだった。」

『何が。』

僕、イライラ中。

「そんなイライラすんなって。
 それより、質問に戻るぞ。
 最後に食ったのはいつだ?」
< 53 / 158 >

この作品をシェア

pagetop