月猫ー闇に輝く少女ー
僕が逃げようとしてたところに清龍が来た。

コンコン
ガチャ

「「「「「失礼します」」」」」

え、不良なのに、礼儀正しい。
意外。

「おぉ、来たか!!」

「理事長、私達、また、何か
 やらかしましたか?」

またって、前、何かやらかしたんだ。

「大丈夫だ。
 それより、月を連れていけ。
 探してたんだろ?」

なに、言ってんの。

『やd「いーの!?じゃあ、これから、昼ご飯食べに行こう!」

ちょっと、犬さん黙ろうか。

『僕、行かn「よし、行くぞ。」

おい、話しを勝手に進めるな。

「必ず、月に飯食わせろよ!」

つぅー君、超おせっかい。

『僕、行かないから。』

僕はソファーに掴まった

「そうやっても、
 連れていくから~」

グイッ

そして、僕は 空っぽ の腕の中。
振りほどこうと思えばできるけど、
ばれるからしない。

『放して。』

「そしたら、逃げるだろ~」

逃げるに決まってる。

「月ちゃんって、小さいね!」

「「っぷ」」

おい、仮にも教師なんだから
笑うな。僕のコンプレックスだぞ。
犬さんには言われたくない。
身長156㎝は
ある方だと思う。

「そろそろ行きましょう。」

「「「「「失礼しました」」」」」
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