月猫ー闇に輝く少女ー
『るー 食べな?』

るー はご飯を食べ始めた。

僕が食べるのは、バニラアイス。
詩輝くんが作るアイスは凄く美味しい。

『詩輝くん。おいしい。』

「俺の手作りだぞ。
 うまいに決まってる。」ドヤッッ

『………。
 トイレ。』

お母さんに石油の契約のこと言いに
電話してこよ。

「月さん、マイペースですね。」

敬語君が苦笑いで言ってきた。

マイペースで何が悪い。
僕はトイレに向かった。

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