月猫ー闇に輝く少女ー
ここはスルーしとこ。

「無視とは酷いですね
 まさか、私達のこと知らないの
 ですか?」

何?このひとたち自意識過剰?
しかも、その笑顔…………

『知らない。あと、その作り笑い
 気持ち悪い』

「っっよくわかりましたね。
 初対面で見破られたのは初めてで   す」

その作り笑い敬語くんは、ほんのり笑った

『どーも』

「君、櫂十の作り笑い見破るなんて
 すごいね。
 どー、今晩?空いてない?」

そういってチャラ男は私の腰に腕を
まわしてきた
ま、逃げたけど。

女たらしに見えるチャラ男だけど
実際は違うな、だって目が死にかけてる

「空っぽ男
 近づくな」

そしたら、チャラ男は驚いた顔をしてた

『じゃあ、行くから』

そして、僕は理事長室に向かった
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