月猫ー闇に輝く少女ー
ん?そういえば、ここどこ?
僕は辺りを見回した。

「清龍の倉庫ですよ。月さん。」

へー。ここが。
っ!?

『何で僕、ここにいるの?』

「お前が寝たあと、連れてきた。」

理不尽。

『寮でいいのに。』

「だって、詩輝さんがー」

頬を膨らませて、言う犬さん。かわいい………………じゃなくて、

『………………説明。』

「わかりました。」

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