月猫ー闇に輝く少女ー
『……………。』

「「「「「……………。」」」」」

『詩輝くんがやったの?』

「………そうです。」

あーぁ。詩輝くん後で
遊んであげないと。
楽しみだな。

「ねっ、ねー。月ちゃん?」

犬さんの声が震えてる。
Why?

「っっおい、殺気出てる。」

え、無意識に出てたのかな?
けど、1%もだしてない。

『ごめん。』

「月ちゃんの殺気すごいね!」

「おい、何で殺気出せる?」

俺様総長に聞かれた

『………』

「………」

『………』

「………」

『………………………さぁ?』

「はぁー。もういい。
 玲也。」

「ハイハイ~。
 君、姫ね~。これ、決定だから。」

『何で。やだ。』

「……………………………………諦めろ。
 倉庫に来た時点で、他の族に
 狙われるぞ。」

『大丈夫。』

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