月猫ー闇に輝く少女ー
春樹side

『月ちゃん、襲われるよ?』

僕は心配して尋ねた、

「こんなの襲う人いない。」

無自覚、きたー\(°□°)/

「「「「「はぁーー」」」」」

「危険過ぎるので
 なってくださいね。」

『詩輝さんのアイス、買ってあげる   よ!!』

僕はそういった。

「なる、やらしてください」

アイスでつられるんだ。
けど、これで月ちゃんが姫だ!

『はいどうぞ♪』

僕は上機嫌で
アイスを渡そうとした。

「犬さん、ありがと。」

ん?僕って犬なの?
これは意地でも名前を呼ばせてやるっ

「ちょうだい。」

月ちゃんは、僕に手を伸ばしてきた。
抱きつきたいけど。我慢だ。

『いいよ。ただし、僕の名前をよんだらね』

僕、今、絶対笑顔が黒い。

「やだ。」

『言わないとキスするよ。』

僕は月ちゃんに言った。
てゆうか、月ちゃん涙目だし。

「わかった。言う。
 ………………………………はるきぃ。」

『//////////////////
 かわいすぎ。ボソッ』

やば、可愛すぎんだろ!
涙目と上目遣いは反則。
清龍の幹部睨んでくる。

「なんか言った?」

『ううん。何でもない!
 はいどうぞ!』

平常心。平常心。


「ありがと」   end
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