月猫ー闇に輝く少女ー
僕がアイスを食べ終わると。

「いくぞ!」

清龍が立ち上がり部屋を出た。
僕が寝てたのは姫専用の部屋なんだって。

出ると、そこには、巨大な青い龍。
黒い部屋にはっきりと書かれていた。

~龍の如く、輝く~

そして、そのしたには、青いソファーが5つ。白いソファーが1つ。

『かっこいい。』

僕はそんな言葉を呟いていた。
たぶん、ここが幹部室。

もうひとつの扉を開けると、そこには大量の人。騒がしい。

僕たちは今、周りを見渡せる、二階のステージにいる。

「静かにしてください。」

その一言で静まり、聞こえるのは、時計の音のみ。

「今日は、姫を紹介するよ!
 姫のことを命に代えてもまもろーね
 月ちゃん、自己紹介。」

え、このタイミングで。
ま、いっか。

僕は二階から飛び降りた。るー と一緒に。
そして、下っぱ君達の前に立った。

『山咲月。
 僕が姫になったことに対しての
 不満はいっぱいあると思う。
 別にそれでもいい。
 信頼してもらえるように、努力す   る。だから、僕をここにいさせて
 ください。』

僕はそういって、お辞儀をした



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