月猫ー闇に輝く少女ー
「これで、話しは終わるぞ!
 解散!」

「あと、月さんは、無口で、
 笑わいませんから。」

失礼な人だな。
事実だけど。

ザワザワ

急に騒がしくなった。

「あのー、」

一人がてを挙げて発言した。

「どうしたのー?」

どうしたんだろ?

「姫、さっき笑いましたよ。
 微笑だったけど。」

その瞬間、僕のことを見てきた、幹部たち。

どうしたんだろ?
顔に何かついてる?

「お前、笑ったのか?」

『たぶん。』

…………………………。

え、なにこの間。

「ずるいよー!!
 僕、笑った顔見てないのに!」

「見たかったですね」

「笑ったのか。」

「君の笑顔見たいな。」

「おい、笑え。」

『無理。』
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