WILL ~あなたの願い、叶えます~
せっかくの新しいスマホは静かで。
私の連絡先を、誰も知らないから当然と言えば当然。
明日からまた連勤が始まるし、昨日の初滑りと今日の大荷物担いでの移動でいい具合に疲れてる。
いい加減、圭輔が謝りに来るかもしれないという思いも薄れてきた。
断じて、待ってたわけでも期待していたわけでもないけど!
もう寝ちゃおう、と思った、25時。
突然響いた大音量に、身体が飛び跳ねた。
「びっ……くりしたぁ」
鳴った。
鳴るはずないと思っていたスマホが、鳴ってる!
私の連絡先を、誰も知らないから当然と言えば当然。
明日からまた連勤が始まるし、昨日の初滑りと今日の大荷物担いでの移動でいい具合に疲れてる。
いい加減、圭輔が謝りに来るかもしれないという思いも薄れてきた。
断じて、待ってたわけでも期待していたわけでもないけど!
もう寝ちゃおう、と思った、25時。
突然響いた大音量に、身体が飛び跳ねた。
「びっ……くりしたぁ」
鳴った。
鳴るはずないと思っていたスマホが、鳴ってる!