WILL ~あなたの願い、叶えます~
「良かった起きた。帰るよ店長、もう終電だって」
寝惚けてるのか酔っぱらってるからか、まだ思考がクリアではなさそうな男に見せつけるように腕時計を指す。
彼は不快そうに顔をしかめた。
「ふざけんなよ」
「……は? 何いきなりキレてんの。寝起き悪いヒト?」
「朝まで付き合えと言っただろう」
――呆れた。
朝を待たずに寝ていたのはどこの誰だ。
酔っ払いの戯言に付き合っていたら、終電逃しちゃう!
寝惚けてるのか酔っぱらってるからか、まだ思考がクリアではなさそうな男に見せつけるように腕時計を指す。
彼は不快そうに顔をしかめた。
「ふざけんなよ」
「……は? 何いきなりキレてんの。寝起き悪いヒト?」
「朝まで付き合えと言っただろう」
――呆れた。
朝を待たずに寝ていたのはどこの誰だ。
酔っ払いの戯言に付き合っていたら、終電逃しちゃう!