愛され姫と孤独姫
來「おい。早く入れ」
蝶羽「え。あ、うん」
ってここ
幹部室じゃん。
部外者は立ち入り禁止だろ。
來「いいから早く入れ」
蝶羽「わかった...」
私はしぶしぶ入った...
涼雅「蝶凛さんのお姉さんには
影鬼に入ってほしいんです。」
は?なんでだよ
蝶羽「なんで」
來「蝶凛の姉だから」
蝶羽「はぁ...
そんな単純な理由で入れだと?
ふざけるなよ...
どうせ善にでもここに連れて来いとか
言われて私をつれてきたんだろ。」
皆は何でわかったんだって顔をしている
蝶羽「チッ...図星かよ」
ここが全国NO.2の族かよ。
こんなのが全国NO.2とは飽きれるな。
蝶羽「それで?善と奏は?」
風也「後もう少しでくる」
蝶羽「そうか...」
その時バイクの音が微かに聞こえた
蝶羽「何か聞こえないか?」
真翔「聞こえる?」
まさか...!
蝶羽「涼雅パソコンかせっ!!」
涼雅「え?」
蝶羽「いいから!早く!」
涼雅「はい!」
やっぱりな...
蝶羽「今全国NO.4の毒蜘蛛‐ドクグモ‐が攻めてくる」
全員『は!?』
下っ端「毒蜘蛛が攻めてきました!!!」
チッ...遅かったか...
來「お前ら2人はそこにいろ!
絶対に下にくるな!!」
と、言って蝶凛以外は皆出て行った
でも
皆帰ってくるのが遅い。
何を手こずっている。
蝶凛「ブルブル...」
蝶凛震えているのか。
蝶羽「大丈夫
私が守るから」
蝶凛「え?」
私はウィッグをとって
伊達メガネもカラコンもとった
蝶凛は驚いた顔をしている
蝶凛「お...ねえ.....ちゃん....?」
蝶凛が驚いたのは
私の髪の色が違う
私の本来の髪の色は桜色のピンク
目は青
前まではカラコンで隠していた
蝶羽「蝶凛ここで大人しくまってて
早く帰ってくるからさ」
下に降りると皆は倒れていた。
だって相手は
ナイフ、鉄パイプをもっているから。
私は徐々に怒りがわきあがってきた
叫ぼうとした瞬間毒蜘蛛の総長が
來をナイフで刺そうとした.
「っ死ね!!」
案外スピードは遅いな
これなら余裕だ(黒笑
私は毒蜘蛛のやつから
ナイフをスッと抜きとった
「え?あれ?」
相手はキョロキョロとナイフを探してた
私は取ったナイフを相手の喉元に突き付けた
蝶羽「ここで死ぬか...?」
低く冷たい声で言った
來「お前...誰だ?」
「テメェは誰だ!!!」
蝶羽「は?私?
私は飛嵐の10代目総長 蘭鬼だ」
「蘭鬼だと!?」
來「嘘だろ?」
風也「は...?」
涼雅「蘭鬼だと...?」
湊斗「...っ!」
魁「嘘やろ。」
真翔「本物の蘭鬼...なの?」
「蘭鬼だろーと
関係ねー!!!」
お。くるか。
ドカッ
バキッ
蝶羽「弱いな
私まだ5%くらいしかだしてないぞ」
「っんだと!?」
蝶羽「死ね」
ドカッ