犬系男子を被った王子様




悶々と考えている結果、、
たどり着いた場所は…



「屋上に来ちゃった…」



まだ少し肌寒く日差しがポカポカと照り付ける。



少し身を縮め屋上へごろんと寝転がる…。
あぁ、この開放感、、好きだ。




んーー!っと伸びをする私。




空は清みきっているのに私の心は曇り。
もやっとするこの心にかかった気持ちはなんだろう。




ゆっくりと目を閉じる私。



お日様が暖かい。
犬川君…。


私がこころの中で彼の名前を呟く。




「寒くないのか?猫宮…」



頭上から声が聞こえるとそこにいたのは、






< 113 / 256 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop