犬系男子を被った王子様
「ッ!?、、、宇佐川君…」
まさかの宇佐川君に会ってしまった…。
急に冷や汗がだらだらと流れる私。
どうしよう、、犬川君が今この場に来たら…。
秘密がばれちゃう!!
と、頭の中で色々と考えていると…
「猫宮、おまえここで何してんの?」
「へ?」
返ってきたのは私の予想を遥かに越えた単純な質問だった。
「何って…考え事かな…」
私がムクリと起きて答えると宇佐川君はクスッと微笑む。