犬系男子を被った王子様
一体何を頑張っているのだろう…。
「おっと、これは、秘密だった…まぁ、いずれもバレるだろうけど…」
「はぁ、、」
宇佐川君の言っている言葉がよくわからない私。
「まぁ、そのうちわかるよ…それじゃあ俺はいくな…猫宮は少し遅れて出ろよ…」
そう言って宇佐川君は出ていった。
一人、取り残された私はただひたすらそこ疑問について、考えていたのだった。
そして、それを知るのはもう少し先のはなし。
一人で階段を降りていると
「猫宮さん!」
「?犬川君」
に、出会った。